「助産師は、家族のスタートに立ち会う仕事。背中に手を添えて、一緒に立ち止まったり、その手で背中を押したりできる、数少ない職業なんだよ」
常に命と隣り合わせの「出産」が日々繰り広げられる産婦人科で、助産師として働き始めた主人公・おたんこ助産師さん。彼女の勤務する病院に、ひとりの女子高生が母親を伴って来院します。中学の頃から交際していた同級生との間に、子どもができたというのです。
若くして妊婦となった彼女と、周囲の人々との関わり。そして助産師との出会い。さまざまな命をつなぐストーリーが、おたんこ助産師さんの成長とともに綴られています。
インスタグラムで人気の現役助産師・おたんこ助産師のつぶやきが電子書籍化!『16歳の母~助産師が見た、奇跡の出産物語~』をお送りします。